美味いもんって何だ! 2 コチニール色素って?

昨日のブログに挿入した動画の中でこんなシーンがあった。
赤い色素をジュースに混ぜながら、「これはカイガラムシの死骸です・・・」「死骸!?」
虫の死骸って・・何なのよ。カイガラムシってどんな虫なの?気になりません?知らぬが仏かな?
まずは天然色素一覧表を見てもらいたい。
ほとんどの色素は植物から採取されている。これは予想通りだし、そう思い込んでもいた。ところがこの中に虫がいるのだ。元々デリケートじゃないので色素なんて興味なかったんだけど、調べてみましょう。
 これがカイガラムシだ!
どういうことよ!これ大丈夫なの? この虫を潰してコチニールと呼ばれる色素を生成するらしい。しかも、ごくごく一般的に使用されている色素の元だという。これって、どんなモノに使用されているのだろうか?百聞は一見にしかず
   
   数え上げたらキリがない。
シャネルの口紅は女性にはショックかもしれない。この他にも医薬品、お菓子、ガム、アイスクリーム、ヨーグルトなどさまざまな用途に使われているそうだ。
カイガラムシはメキシコやペルーが原産地。インカ帝国の栄えた頃から、服の染料として存在していたらしい。そんな歴史があるとはいえ、元々服の染料で使われたものを口に入れるのは、やっぱり抵抗あるなあ。実際、健康との因果関係は灰色らしいよ。
  カイガラムシはサボテンに付着している。それをすりつぶせば赤色になるのだ。

こんな感じで、ちゃんと表示も明記されているし 極力、コチニール色素は口にしたくない。でも、このサンドウィッチのどこにコチニールが使われてんだ?・・・ハムしか該当するものなさそうだなあ。色良く見せたいんだね。しかし、添加物だらけだ。こんなの意識し始めたら、何も食えなくなっちゃうよ。知らない方が良かったかもしれない。
(())下記のサイトを参考にさせてもらいました。あしからず。
http://blog.goo.ne.jp/aquakotarou/e/3ed9a870fb02e7ccd83b76f99b52fcaf
http://amor1029.exblog.jp/1769169/