2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

闇の世界から来たトリックスター 

つい先日、飯島愛が亡くなったというニュースが飛び込んできた。死亡して数日経って発見されたというから、世間的には淋しい最期だったということになる。自殺の可能性も指摘されているけど、そうじゃないような気がする。彼女の書いていたブログを少し読ん…

「ブタがいた教室」 動物を食べるシステムについて考える

話の流れで、食に関する日本の映画はないかな?と考えてたらこれにぶち当たった。これを通して、生きる物を食べることについて考えてみたいと思う。 「ブタがいた教室」 ストーリー 本作は18年前、大阪の小学校で実際に行われた、「クラスのみんなで豚を飼っ…

ランニングのすすめ その4 ハーフを走ってみる。

またまた息抜きに走った話。今日は二本立て。もう一本はビデオ感想文(これは書きためてるので、書き疲れた時にアップします.) 今日はゆっくりめにハーフ以上走ってみた。5分30秒ペースで刻んでいくようにした。順調に走っていたが、15キロ辺りから体が重…

ビデオ鑑賞日記 「 正体不明 THEM」

批評は評論家に任せるとして、ビデオの感想文を書いていきます。 正体不明 THEM (ゼム) [DVD]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2008/08/06メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る ストーリー ルーマニアで起きた実話に基づく…

「ダーウィンの悪夢」 メタファーへの誘惑

僕らは知っている。世界で飢えと貧しさで苦しむ人が沢山いることを。遠い空の下で起こっている現実に僕らは繋がりを持てないまま、どこか絵空事になってしまっている世界。感受性の強い人なら行動を起こすかもしれない。でも大概の人は自分の事で精一杯だ。…

「ダーウィンの悪夢」について書く前に ドキュメンタリーの怖さについて

前回の続き。「ダーウィンの悪夢」について書きたいんだけど・・・まず前提として、「ドキュメンタリー」は嘘を付きます。描かれてる事全てをを鵜呑みにしてはいけないのだ。という事を書いておきたい。 「ドキュメンタリーを撮る側の主観があるかぎり、ドキ…

美味いもんって何だ! 4 食のBlack Boxを映画から探る

去年から今年に掛けて産地偽装、食品偽装など「食」にまつわる信頼関係を壊すような出来事が相次いだ。 僕は、こんなことは昔から当たり前にあったことだと思っている。今の人間がとりわけ邪悪なわけではなく、単に内部告発するような社会環境になったという…

ランニングのすすめ その3 練習経過報告

映画の話ばかりしたので、今日は軽めにランニングの話.興味ない人ごめんね。只今、二月のハーフマラソンに向けて練習中。ちなみに前回の「ランニングのすすめ」で書いた時点のタイムは,10km 54分06秒、分ペース5分23秒でした。ハーフで2時間切るのが目標な…

私流 映画館に行きたくなる映画

トラックバックで友人から「最近でお薦めの映画は?」とあったので、書いてみよう。無謀なんだけど・・・友人A君、長くなっても最後まで読めよ! そもそも僕は映画評論家ではないし、最近の映画もほとんど観ていない。昨日紹介した「ハッピーフライト」のみ…

ハッピーフライト! 空港物が好きだ!

僕は空港が好きだ。たまに行くとワクワクしてしまう。まだやったことはないが、一日そこでボケーッとしててもいいと思うほどに好きなのだ。なので、空港が舞台のドラマや映画はつい観てしまう。つまらなくても観てしまう。エアーパニック物も好きだし、とに…

美味いもんって何だ! 3 人は何故食べるのか?

ブログで前に取り上げた「できそこないの男たち」の著者・福岡伸一氏が、ラジオで「食について」話していた。その内容は大ベストセラー「生物と無生物の間」にも書かれているんだけど、ラジオ向けに解りやすく面白く語っていたので、そちらの話を紹介したい…

美味いもんって何だ! 2 コチニール色素って?

昨日のブログに挿入した動画の中でこんなシーンがあった。 赤い色素をジュースに混ぜながら、「これはカイガラムシの死骸です・・・」「死骸!?」 虫の死骸って・・何なのよ。カイガラムシってどんな虫なの?気になりません?知らぬが仏かな? まずは天然色…

美味いもんって何だ! 1  食品添加物について

ファンタのオレンジとグレープどっちが好きですか? 最近、ネットテレビで添加物アドバイザー・阿部司氏が出演する番組を観た。そこでかなり興味深い話をしていたので書いておこうと思う。(もっともその話は2〜3年前によく取り沙汰されてた話題なんだけど…

アメリカのクリスマス その4 テレビ事情と無料放送 

スカパー(sky perfect TV)って入ってますか?今から十数年前、「これからは多チャンネル時代だ」とかいって、鳴り物入りで開局して以来、それほど普及しているように思えないよね。日本では地上波のテレビで十分満足できるんだな。基本的に無料だし。よほ…

アメリカのクリスマス その3 テレビからみるサンタの意味

クリスマス映画は賞味期限が1〜2週間と短い。期間を過ぎれば確実にソッポを向かれる限定商品だ。今回紹介するのはそんなクリスマス度満点の古典「三十四丁目の奇跡」だ。この中に、何故サンタクロースが必要とされ、どんな意味が込められているのかが描か…

アメリカのクリスマス その2 テレビから見るクリスマスの精神

アメリカでは、クリスマスシーズンになると毎年必ず放送される番組があるという。きっとそこにアメリカの精神、良心を垣間みる事ができるに違いない。と同時に日本のクリスマスの在り方もよく見えてくるといいんだけど・・・ クリスマスに必ず放送される定番…

アメリカのクリスマス その1 メリークリスマスは言わない?

12月に入ったので、クリスマスの話題を。 独り身の僕にとって、クリスマスはそれほど楽しいものではない。それでも街中の夜がライトアップされたり、華やかなクリスマスソングが巷に流れるのは冬の風物詩として悪くないと思っている。 今更、クリスマスがイ…